2014年9月12日金曜日

出雲市民病院に行って来ました

長い間の、ご無沙汰です。

後期研修3年目の松本翔子先生は、

現在出雲市民病院で家庭医の研修中です。


今回は、松本先生に会いたい気持ちも募り、

また、自分達も勉強しようということで、

宇部協立病院の医師、医学生、事務、看護師

これまで2回、出雲市民病院でのカンファレンス

に参加させて頂きました。


市民病院には、無理を言って一度に大勢を

受け入れて下さり感謝してます。

以下、感想です。
・定期的に、こういうカンファレンスを開いているのはすごい。
 日常的にすることが大事。
・発表者の意見を否定せず受け入れ、
 発表者を育てる視点、目的で行われているのが分かった。
・ざっくばらんに言いあえて、率直に指摘しあえる関係が素晴らしい。
 当院でも行えたら。
・病気だけにとどまらず、健康観や病気への理解度、家族の協力度など
 話し合われた。治療計画が具体的に考えられる。
・家庭医のレクチャーを高橋先生にして頂き、家庭医のことがより深くわかった。
 共通基盤をつくるということが、とても印象に残った。
・地域や国など大きいものに目を向け、
 様々なものが対象となる家庭医の魅力を改めて感じた。
・将来どのような医師になりたいかが、少しずつ具体的にイメージ
 できるようになった。

                                     
以上(松本先生の帰りを、いつも待ってる 研修医担当Tより)





2013年9月30日月曜日

山口の家庭医集団はアツい!

家庭医ワークショップに参加してきました。
学生さんが20名ほど、講師5名のメンバーでした。

適切な治療をいろいろ試みても、患者さんの病気が改善しない時
どうするか?
という切り口で始まりました。

まずは医学的に見落とした疾患はないか、他の治療では効果が
あるか、と追求していきます。

でも、なかなか良くならないという時、何が増悪因子なのか、
視野を拡げて考えてみよう、ということで家族背景について
日常診療の中で情報を集めていきます。

最終的には、家族カンファレンスをロールプレイでやってみました。

学年は様々でしたが、最後のロールプレイでは各自が役割にのめり込み
、濃いカンファレンスが繰り広げられました。

講師として参加したには初でしたが、すごく楽しいワークショップになりました。


原田唯成先生、県立総合医療センターの原田先生、中島先生、近く萩に赴任予定で
今回北海道知床から、メイン講師として来て下さった斎藤先生が中心となり巧みな
進行で盛り上がりました。


山口の家庭医集団はアツい!
またワークショップなどを一緒に取り組めたらと思います。



2013年7月24日水曜日

爽やかな家庭医になれるかも

7月14日に久しぶりに協立病院へ行きました。
同じ日に北海道家庭医療学センターの草場先生の講演会があり、山口大学に聴きに行きました。

草場先生の講演では、家庭医を志したきっかけや現在のやりがいなどについてお話があり、これから変わる専門医制度についても教えて頂きました。
とても気さくで爽やかな先生でした。偉い先生ですが柔らかい物腰で、どの質問にも丁寧に答えて下さいました。

草場先生を始めとした各地で活躍されている30代40代の家庭医の先生たちは、爽やかで人当たりがいい方が多い気がします。
家庭医になると、そういう爽やかさが身につくのかしら……となれば私も爽やかな家庭医になれるかも。

妄想が膨らみました。

講演会のあとは学生さんたちが懇談会をセッティングしてくれました。学生さんたちの優れた運営スキルでたくさん質問がでて盛り上がったと思います。鋭い質問もたくさん出ていて、みんな賢いな~と感心しきりのわたくし。

私自身は自分に関わる部分にばかり気をとられていましたが、彼らは日本の専門医制度としてどう変わるのか、日本の患者全体の意識をどう変えるのか、など広い視野からの質問をたくさんしていました。

う~ん、すごい。

そして久々の協立病院へ。
初期研修医の先生と一緒に病棟をうろつきました。
研修医のS先生は、きちんと診察やカルテ記載ができていて、偉そうに指導しようとしていた私はなにもすることがありませんでした。……いい研修してますね!

講演会の話に戻りますが、この度あらたに作られる「総合診療専門医」というものについて詳しく聴きました。
その内容はまさに、私たち地域の病院でプライマリケアを担う医師が長年やってきたことを一つの専門性として認めるものだと思いました。宇部協立病院は、まさにその専門性を獲得するのに最適なフィールドですよ! きっと。

これを見ている学生さんがいましたら、ぜひそのフィールドを体験しに、実習申し込みして下さい。
お待ちしてますよー。


草場先生と懇談


2013年5月1日水曜日

ころ愛ダイエット

ご無沙汰してます。

外部研修に出て早一ヶ月。
松本は新天地水島協同病院で楽しくやっております

初電子カルテを前に右往左往してましたが、だいぶ手慣れてきました。

水島では初期研修医から後期研修医まで6名と若い医者がたくさんいて、毎日刺激的(笑)です。

協立病院を長く離れることになり非常にキンチョーしてましたが、こちらの皆さまも不慣れな研修医に優しく、楽しく働けています。

最近の話題としては、水島の先生に教えていただいた、ころ愛ダイエット。詳しくは水島協同病院のホームページを参照ください(笑)

つまりはダイエットです。
いつもの話ですねあせあせ (飛び散る汗)

通勤は徒歩15分、院内は階段使用で、毎日ほぼ一万歩歩いています。

次にお目にかかるときには一回り小さな姿をお見せしたい!と妄想は膨らみますが、さていかにショッキング

また経過をご報告します。

もはや研修日記というよりダイエット日記ですね冷や汗


松本

2013年4月18日木曜日

家庭医研修2年目です

4月から水島協同病院で研修しています。


1月からのご無沙汰です。

家庭医療研修最後の3ヵ月は、当院の糖尿病専門医のもとで

内科総仕上げと糖尿病研修をしました。

専門医の外来は非常に役立ちました。

一人一人の治療から家族や友人のこと仕事のことや、医療相談など

詳しく聞かれていて、すごい!と思いました。


毎日、ふりかえり時患者さんが思い浮かぶよう、似顔絵を書いて

憶えるようにしました。⇒

2013年1月9日水曜日

整形外科研修

11月後半から12月は整形外科研修でした。

外来では受傷起点をよく聞き、触診で痛みの原因を

探るということを教わりました。

本を読みながら自分の腕の腱や筋肉を触知しようと

するのですが、なかなか難しい。

大学の時の解剖実習でさんざん覚えさせられたはずの

知識がごっそりなくなっていることを実感しました。


手術の助手にも入りました。

整形の手術は見ていて、何をしているかわかりやすい。

高齢の患者さんでも、骨折の手術をするとちゃんと

歩けるようになるのには感動しました。

いくつになっても歩ける人は歩き続けられるようにするの

が大事ですね。



2012年11月21日水曜日

整形外科研修に入りました

11月半ばから整形外科研修です。


今までは当直で救急車の依頼があっても

「外傷はちょっと」とか「骨折の可能性があったらちょっと」

とか断っていました。


しかし、整形の研修を経験した後に、この手は使えません。

これから冬になり、転倒による骨折や外傷が増えてきます。


整形外科で、がっつり研修して、外傷も多少は診れる

家庭医を目指して

今年いっぱい整形外科で頑張ります。

なんと!整形外科では毎週テストがあるんです…恐ろしい…