同じ日に北海道家庭医療学センターの草場先生の講演会があり、山口大学に聴きに行きました。
草場先生の講演では、家庭医を志したきっかけや現在のやりがいなどについてお話があり、これから変わる専門医制度についても教えて頂きました。
とても気さくで爽やかな先生でした。偉い先生ですが柔らかい物腰で、どの質問にも丁寧に答えて下さいました。
草場先生を始めとした各地で活躍されている30代40代の家庭医の先生たちは、爽やかで人当たりがいい方が多い気がします。
家庭医になると、そういう爽やかさが身につくのかしら……となれば私も爽やかな家庭医になれるかも。
妄想が膨らみました。
講演会のあとは学生さんたちが懇談会をセッティングしてくれました。学生さんたちの優れた運営スキルでたくさん質問がでて盛り上がったと思います。鋭い質問もたくさん出ていて、みんな賢いな~と感心しきりのわたくし。
私自身は自分に関わる部分にばかり気をとられていましたが、彼らは日本の専門医制度としてどう変わるのか、日本の患者全体の意識をどう変えるのか、など広い視野からの質問をたくさんしていました。
う~ん、すごい。
そして久々の協立病院へ。
初期研修医の先生と一緒に病棟をうろつきました。
研修医のS先生は、きちんと診察やカルテ記載ができていて、偉そうに指導しようとしていた私はなにもすることがありませんでした。……いい研修してますね!
講演会の話に戻りますが、この度あらたに作られる「総合診療専門医」というものについて詳しく聴きました。
その内容はまさに、私たち地域の病院でプライマリケアを担う医師が長年やってきたことを一つの専門性として認めるものだと思いました。宇部協立病院は、まさにその専門性を獲得するのに最適なフィールドですよ! きっと。
これを見ている学生さんがいましたら、ぜひそのフィールドを体験しに、実習申し込みして下さい。
お待ちしてますよー。
![]() |
草場先生と懇談 |
0 件のコメント:
コメントを投稿