初診の患者さんを全例担当させてもらっています。
内科で診てきた患者さんであっても
精神科での姿は、また少し違います。
内科では聴いて来なかった、その人の生き様に触れると
また、違った印象になる人もいました。
私の想像を超える大変な出来事に遭遇しながら
つらい時期を乗り超えてて、受診時には穏やかな表情で
話される方がたくさんいました。
精神科では内科以上に困難事例が多く、その一つ一つ
のヘビーさに私は茫然としていました。
指導医の先生は、「その場では真剣に悩み、終わったら
切り替えること」だと教えてくれました。
言うは易し…ではありますが、将来困難事例をたくさん
抱えた時には思いだそうと思います。
精神科も終盤に近づき、振り返ってみると患者さんと
より真剣に向き合うことを教えられた気がします。
患者さんに、ちゃんと注意したり、真剣に怒る必要
があることもあって、指導医の先生が毅然として
対応されている姿に感動しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿